「ゲームばかりしていて心配です」
保護者の方から、よく聞く言葉です。たしかに、ただ長い時間遊んでいるだけだと不安になりますよね。
でも、ゲームが好きなこと自体は、悪いことではありません。見方を変えると、ゲーム好きなお子さんは「どう動いているんだろう」「自分でも作ってみたい」という入口を持っていることがあります。

遊ぶ側から、作る側へ
ゲームを遊ぶだけの時間は、受け身になりやすいものです。でも、自分でゲームを作る側に回ると、考えることが一気に増えます。
キャラクターをどう動かすか。どこで点数が入るか。失敗したらどうなるか。面白くするには、何を変えればいいか。
好きなゲームを入口にして、考える力や発想力を育てていけるのが、プログラミング学習の面白いところです。

正解をなぞるだけではなく、自分で工夫する
プログラミングでは、同じゴールに向かっても作り方が一つとは限りません。少し動きを変えたり、ルールを足したり、見た目を変えたりしながら、自分なりの作品にしていきます。
この「どうしたらもっと良くなるかな」と考える時間が、発想力や試行錯誤する力につながります。
好きだからこそ、続けやすい
子どもの学びでは、最初の興味がとても大切です。好きなものを入口にすると、難しい場面が出てきても「もう少しやってみよう」と思いやすくなります。
ゲーム好きは、心配の種ではなく、学びに変えられる可能性でもあります。

夢中になる力を、学びの方向へ向ける
ゲームが好きなお子さんは、キャラクターの動きやルールの違いに敏感です。その感覚は、プログラミングで作品を作るときにも活かせます。「もっと面白くしたい」「ここを変えたい」という気持ちが、自然と改善する力につながります。
大切なのは、好きなものを取り上げることではなく、好きなものをきっかけにして、作る・考える・説明する経験へつなげることです。
「ゲームが好き」という入口がある子は、作品づくりの中で自分なりのこだわりを出しやすいです。そのこだわりを形にする過程で、自然と順序立てて考える経験が増えていきます。


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